天皇陛下60歳誕生日「憲法順守し、象徴としての務めを誠実に果たす」

天皇陛下60歳誕生日、おめでとうございます！

毎日新聞によると。 

 

　天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、赤坂御所（東京都港区）で21日、即位後初の記者会見に臨み、「象徴としての私の道はまだ間もないですが、上皇陛下の歩みに深く思いを致し、研鑽（けんさん）を積み、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めたい」と述べた。上皇さまが平成の時代に築いた活動を継承する姿勢を改めて示した。

 

 　陛下は即位した2019年5月1日に皇居であった「剣璽等承継（けんじとうしょうけい）の儀」と「即位後朝見の儀」を「我が身が担う重責に思いを致し、身の引き締まる思いがし、厳粛な気持ちになった」と振り返った。そのうえで、即位後の約10カ月を「公務の重みとそれらを行うことの大切さを感じている」と語った。多くの人から祝福の声を受けてきたとして、「お一人お一人の声に支えられて今日を迎えることができた」と述べた。 　憲法観を問われると、「憲法を順守し、象徴としての務めを誠実に果たしてまいりたい」と答えた。 

 

　近年を「変化の激しい時代」とし、令和の象徴天皇のあり方については「社会の変化や時代の移り変わりに応じた形で行動していくことは大切なことで、その時代の皇室の役割」との見解を示した。