航空券には次のような種類があります。種類によって値段も利用条件も違っているので、あらかじめ勉強してから選択しましょう。例えば、普通航空券と割引航空券は、航空会社でも旅行会社でも購入できる航空券ですが、格安航空券は、格安航空券を扱っている旅行会社でしか購入できないなど、購入の方法も違ったりします。
①普通航空券(ノーマル・チケット) -
IATA(国際航空運送協会)で定められた航空券。1年間を通じ同一価格で、割高な分、IATA加盟のどんな航空会社にも乗れ、途中降機や他社便への乗換えなど融通がきくのが特色。出発前で、購入後1年以内ならキャンセル料なしでキャンセル可能。
②割引航空券 -
IATAが認可した割引航空券。すべての航空会社で均一価格のペックス・チケットと、航空会社によって価格が異なるゾーン・ペックス・チケットの2種類があります。ゾーン・ペックス・チケットは、普通運賃からの値引きが、季節に関係なく最大70%まで可能なチケット。この航空券は、格安航空券との料金差が小さいものも多く、比べると、むしろこちらの方が安いものもあるようです。キャンセル料は目的地と航空会社で違っています。
③格安航空券 -
IATAのバラ売り航空券や、団体ツアー用の割引航空券などを旅行会社が格安で販売しているもの。ペックス・チケットに比べて更に制限が加わる代わりに値段は安い。どの旅行会社で購入しても利用条件は同じなので、どこで購入するかのチェックポイントは価格の安さです。旅行会社によってキャンセル規定は違っていますが、出発日が近づくほどキャンセル料は高くなるようです。
コメント