紀平梨花の次の挑戦は、4回転 !
デイリースポーツによると。
女子フリーが行われ、SPトップの紀平梨花(17)=関大KFSC=が合計点でシーズンベストの232・34点(フリーは151・16点)をマークし、男女シングルを通じて初となる大会連覇を果たした。注目された冒頭のジャンプは4回転を回避。2つ目のジャンプ要素だったトリプルアクセルからの連続ジャンプが単独のシングルアクセルになってしまうミスが出たが、その後にリカバリーし、2位に入った韓国のユ・ヨンを振り切った。 4回転ではなく3回転にした冒頭のサルコージャンプは各ジャッジ+2から4の評価がつき、出来栄え点では1・36点の加点を得た。3回転アクセルが1回転になると、基礎点が8・00点から1・10点へ6・90点減少。出来栄え点も見込めないため、2つ目のジャンプ要素は大きなロスとなった。
ただ、この後に予定していた単独の3回転アクセルに、2回転トーループをつけ、この分の基礎点1・30点は取り戻した。後半に配置した3連続ジャンプに含まれる2回転トーループは3回転に上げて、懸命のリカバリーを見せた。 紀平は会見で「今回も2度目の優勝は狙っていたので、狙って優勝できて、SP、フリーともに課題と収穫がすごくあった大会になったので、すごく良かったと思います」と語った。一番の武器であるトリプルアクセルのミスは「焦りはあった」というが、後半のリカバリーが成功し「うまくいったのが収穫だった」と振り返った。 3月の世界選手権へ向けては「帰って、すぐまた練習をして、試合も続くので、トリプルアクセルの安定感とか、スケート靴を作り始めて、(自分に)合うものを世界選手権に持って行けるように、4回転やスピンステップの強化、たくさんやることがあるので、いつも通り、練習の休みはあまりないと思います」と語った
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