羽生結弦の素晴らしいショートでした。
デイリースポーツによると。
男子ショートプログラム(SP)が行われ、プログラムを五輪連覇を達成した平昌五輪でのものに戻した羽生結弦(ANA)は自身が持つ現行基準の採点での世界最高得点を更新する111・82点を記録し、首位に立った。2位の金博洋(中国)は95・83点で、15・99点差をつけた。 SPはショパンの「バラード第1番」。シーズン中では異例のプログラム変更後、最初の大会で冒頭の4回転サルコーで4・43点という驚異的な加点を得る出来栄えで成功。4回転トーループ-3回転トーループも4・21点が加点された。
曲との調和がとれた優雅な滑りで会場を魅了すると、後半の3回転アクセルも美しく決め、3・77点加点。スピン、ステップは全てレベル4と非の打ち所のない演技で大歓声を浴びた。採点を見届けるキスアンドクライでも納得の表情を見せていた。技術点の合計は63・42点、構成点は48・40点だった。
18-19年シーズン以降の採点方式では、SPの史上最高は羽生が18年11月のロステルコム杯で記録した110・53点だった。今季、羽生自身のシーズンベストは昨年のスケートカナダでの109・60点、全選手の今季の最高得点はネーサン・チェン(米国)が出した110・38点だった。 日本選手は、シニアの主要国際大会初出場となる鍵山優真(星槎国際高横浜)が自己ベストを更新する91・61点で5位、友野一希(同大)も自己ベストの91・61で7位。
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