本物クリスマスツリーが人気

TBS系(JNN) によると。

 今年もクリスマスシーズンとなりました。最近は本物の木を使ったクリスマスツリーが人気を集めていますが、シーズンが終わった後、それらがどこに行くのかご存じでしょうか。実は、意外なところで生かされていました。

 ニューヨークの冬を彩る恒例の巨大クリスマスツリー。3日夜、4万5000個ものLED電球に明かりが灯されました。

 「キレイ、世界で一番キレイだよ!」
 「皆さん、メリークリスマス!」(街の人)

 会場近くでは黒人男性を死亡させた白人警察官の不起訴に抗議するデモも起きていましたが、イルミネーションと楽しむ人々の笑顔でロックフェラーセンターは華やぎました。

 日本の夜にも巨大ツリーが輝きます。大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに登場したのは、ギネス世界記録認定、電飾数36万4000個という世界一の光のツリー。東京の街を包み込む幻想的な光の渓谷。銀座の冬の風物詩、ミキモト本店のツリーは、店の建て替えのため、今年で最後のお披露目となります。

Q.今年で最後ですが?
 「そうなんですか。毎年、楽しみに来ていたので、すごく残念です」(街の人)

 毎年使われてきたのは、本物のもみの木。銀座を照らした後は、幼稚園や学校、福祉施設などに寄贈され、第2の人生を歩んでいます。

 「欲しい。家で(飾りつけ)やりたい」(街の人)

 近年は、家庭でも本物の木を使ったクリスマスツリーが人気です。でも、家庭ではクリスマスが終わった後の扱いに困ってしまうことも。そこで注目されているのが、クリスマスツリーのレンタルです。植物の宅配を専門に行うこちらの業者では、もみの木を貸し出し、配送から撤去まで行います。注文は年々増加し、今年はすでに70本に達しています。

 「クリスマスが過ぎてしまうと、もみの木も小さいものではないので、置き場所に困ったり、『枯らしたら』という客もいるので、こちらで引き取る」(ハスプランニング 桜井弘明さん)

 今年新しく家を建てたこちらの家庭。もみの木のツリーも初めてレンタルしてみたといいます。

 「2月に新築の家に引っ越したので、せっかくだから玄関に本物のもみの木を飾りたいと」(もみの木をレンタルした鵜殿ユカさん)

 本物の木の需要が高まる中、ツリーを自然に返そうという新たな取り組みもあります。木材をテーマとしたこちらの博物館では、北海道で育てたアカエゾマツの苗木を販売しています。そして、シーズンが終わったら・・・

 「植林をする。その木を育てていって、50年たってしまうが、また木材として使えるようにしていく」(木材・合板博物館 新谷百々香さん)

 博物館主催のもと、購入者自ら北海道に行くツアーを組み、自宅に飾っていたツリーを植樹するのです。燃やして廃棄するのではなく、森林を育てることで、CO2の削減にもつながるといいます。このツリーを予約している東京・台東区の種田さん夫婦。これまで植林も2回参加しているリピーターです。

 「やっぱり生の木の方がすごく幸せな気持ちになる」(妻 由加志さん)
 「植林を前からやりたかった。なんか夢があるでしょ。北海道へ行って、僕らが植えた木が多分大きくなっている。ただ、大きくなるときには我々死んでいるということみたいですよ」(種田明政さん)

 今年の苗木は、4日、北海道で最後のこん包作業を終え、今週末届く予定だと2人に伝えました。

 「あー楽しみ」
Q.今週末は飾りつけを?
 「できますね」(妻 由加志さん)

 ニューヨーク・ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーは、その後、建築ボランティア団体に寄贈され、貧困層の人々や災害で家を失った人々の家屋を建てる資材などに使用される見込みです。自然に配慮して、自然と親しむ。新しいクリスマスの楽しみ方が始まっています。

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