紀平梨花、踏ん張るも一歩届かず…悩んだ3回転半

時事通信 によると。

 演じ終えて両腕の力を抜いた紀平は「まあ、よかった」とつぶやいて、小さくうなずいた。大会中に乱高下した調子を思えば、フリーはよく踏ん張った。トリプルアクセル(3回転半)は1度転倒。この失敗が表彰台への道を閉ざした。

 SPで回転が抜けた3回転半は回転軸が右にずれ、踏み切りの感覚と結果が合致しなかった。この日の朝の練習でも24度跳んで着氷は7度。悩みは深かった。「ぎりぎりの調整だった」と不安を抱えながらのフリー。そこに悔いはある。

 それでも、首位ザギトワを11点余りの差で追う立場だったから、強気で2度組み込んだ。一つ目は3回転トーループとの連続ジャンプ。これをねじ伏せるように決めた。二つ目は軸が傾き、着氷後に滑って転んだ。「踏み切りから微妙だった」と振り返ったように、確かな感覚がなかった。

 大技を引っ提げて躍進したシニア1季目。国際大会7戦目で初めて敗北を喫した。SP、フリーをミスなくそろえた大会も、3度の3回転半が全て決まった大会もなかった。「初めての世界選手権は70%」。何が足りないかは、分かっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください