4月 142017
 

サンケイスポーツ によると。

 10日夜に現役引退を表明したフィギュアスケート女子の浅田真央(26)=中京大。衝撃の発表から一夜明けた11日、現役生活にピリオドを打った背景を探った。2010年バンクーバー五輪を一緒に戦った高橋大輔氏(31)ら海外も含めたスケート界の“戦友”たちからは、真央への賛辞が相次いだ。

 リンクで燦然(さんぜん)と輝く姿を、もう一度見せることのないまま、真央は現役生活に終止符を打った。

 2014年のソチ五輪後、1年間の休養。復帰した体は、丸みを帯びた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に世界のトップへ駆け上がったが、以前の切れからは程遠かった。

 中京大スポーツ科学部の湯浅景元教授は「骨盤の広い女性が3回転半を跳ぶのは、男性より2~3割大変。身長が1センチ伸びただけで感覚もずれる」と分析。05年にグランプリ(GP)ファイナルを初制覇した15歳当時、1メートル58だった真央の身長は1メートル63になった。

 持病の腰痛で、過去にはショートプログラムとフリー両日に痛み止めの薬を飲んで出場した大会もある。数年前から左脚の膝のけがにも悩まされ、3回転半の軸足になるだけに跳べば跳ぶだけ悪化したことも追い打ちをかけた。

 隆盛を誇るロシア勢は高得点の連続3回転ジャンプを複数跳ぶ構成をこなす。真央は連続3回転の場合、2つ目に入れられるトーループが苦手で、ループも着氷で回転不足を取られやすかった。技術点が高騰し、ジャンプの出来栄えもシビアに評価される近年の流れは、円熟期を迎えた真央に呼応しなかった。

 代表入りを逃した今月1日までの世界選手権で日本女子は振るわず、来年の平昌五輪の出場枠が前回までの「3」から「2」に減った。今季GPファイナル2位の宮原知子(19)=関大=や世界選手権5位の三原舞依(17)=神戸ポートアイランドク、次代エースと期待される本田真凛(15)=大阪・関大高=ら女子は10代の若手がひしめく。

 ある現役のトップ選手は「2枠に減って、厳しくなったという思いはあったと思う」と真央の心境を推察した。

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